小学校の6年生が卒業証書の紙すきを行いました
毎年6年生は、ひさかた和紙を卒業証書用に作成しますが、これは通常のすき方とは異なる卒業証書専用の厚い紙です。校章も自分で考えた位置にすき込んであり、下久堅小学校の校章が透かしになった世界に一枚の記念に残る自分だけの紙が出来ました
毎年6年生は、ひさかた和紙を卒業証書用に作成しますが、これは通常のすき方とは異なる卒業証書専用の厚い紙です。校章も自分で考えた位置にすき込んであり、下久堅小学校の校章が透かしになった世界に一枚の記念に残る自分だけの紙が出来ました
2023年12月5日 竜東4地区のまちづくり委員役員で、先に貫通した青崩れ峠トンネル(仮称)の 工事現場を視察しました
このトンネルは長野県側の工区が小嵐(こおろし)トンネル、静岡県側が池島トンネルという工事名で作業をしています
今回視察したのは長野県側、小嵐トンネルの工事現場です
この付近には「中央構造線」が走っており、地質の悪い所があるので、トンネル貫通までは随分苦労されたそうです
トンネルへ続く工事用道路と三遠南信自動車道の本線工事が見えます。写真の右側の山の上が兵越峠、前方が和田方面、こちら側がトンネルの入り口です
長野県側工区と静岡県側工区の境界部分。ここが貫通点です。長野県側は白い防水シート貼りが終わり、内側の鉄筋も作業が終わっています。境から向こう側が静岡県の工区になります。静岡県側はまだ防水シート貼りまで至っていません
この時は長野県側から冷たい風が太平洋側に向かって吹いていました。天候により反対向きに、静岡の風が来る日もあるそうです
貫通点側から長野県側を見た写真です。防水シート、鉄筋も終わっています。前方に見える装置が内壁のコンクリートを打設する機械です
内壁仕上げのコンクリートは、暑さ40cmほどに打設するそうです
静岡県側の工区は進捗が多少遅れているそうで、トンネルの開通時期についてはまだ不明ということでした
11月18日 和紙の主原料となる「こうぞ」を今年も収穫しました。ひさかた和紙は「こうぞ」を自分たちの畑で育てており、原料を自給しています。この木の皮の繊維が和紙の原料繊維になります
長く成長した木を切り取り一定の寸法に切断、手頃な量で縛って束にします
こうぞの葉や枝は「めかき」で摘み取ってありますので、収穫時には幹の部分だけになっています
すらっと伸びたきれいなこうぞです
下久堅小学校の児童も収穫作業をしました
こうぞの束を釜に入れて蒸します。鎖で吊り上げて釜に入れる作業をしています。一回に蒸す量はこのくらいの束です
蒸しあがるまでの時間は約2時間、火を焚きながら待ちます。これを2日間で8回ほど繰り返しました
蒸しあがったこうぞの束を引き上げたところ
あつあつの湯気です
みんなでこうぞの皮を剥いています
こうぞが熱く皮が柔らかいうちに剥くと、スルッといけるんです
小学生も大勢参加してこうぞの皮むきをしました
熱いうちに剝かないと固くなってしまうので人数が必要なのです
お手伝いありがとうございました
出来上がったこうぞの皮は乾燥させて次の工程に進みます
小林の小池さん指導のもと、10月29日、ひさかた和紙を使用したランプシェード作りを体験しました。制作手順は小池さん他の指導を頂き、和紙の会から8名参加しました
和紙を小さくちぎり、プラスチックボールの上に隙間なく貼り付けるとこれで球形のランプシェードになります。後はひさかた和紙のロゴや水引、オリジナルの絵柄などをそれぞれの間性で加えます。ここまでおよそ2時間ほどの作業でしたが、(指導が良かったので)参加者全員きれいな球体を作ることが出来ました
乾燥してからボールを抜き取り、中にLEDランプを入れて出来上がりです
和紙のオリジナルランプシェード(当日作品のひとつ)
ん〜 ちょっといい感じですよね
*お問い合わせは下久堅自治振興センターへ
JUGEMテーマ:伝統文化
ひさかた和紙のこうぞを煮る釜場が老朽化しており、その更新が待たれておりましたが、長野県の元気づくり支援金の補助を頂き、この度釜と建屋が完成しました。
この完成祝いと釜の火入れ式を10月27日、建築頂いた宮内住建社長はじめ関係者出席の中、平沢宮司による安全祈願の神事を執り行いました
釜場の全景
平沢神官による神事
ひさかた和紙の会会長による挨拶
釜の火入れ式(初めての点火)
まちづくり委員会関係者で、10月9日三重県方面へ研修視察に行き、TOJ(ツアーオブジャパン)のいなべステージ(信州飯田ステージの2日前の実施)のコースを視察してきました
まちづくり委員会として、今後のTOJとのかかわり方などを考える機会にすることが目的です
三重県いなべ市は平成の大合併の時に周辺の4町が合併して新しく「いなべ市」となりました。当初市役所庁舎はそれぞれの旧町役場を使って分散していましたが、4年前に新庁舎を現在のところに建てここに集約したそうです
いなべ市のTOJは教育委員会が担当しています。三重国体のおりに主導して行ったので、それ以降スポーツ関係イベントを担当しているそうです。
いなべ市新庁舎 (ガラスできれいな外観と緑の植木、玄関先の大屋根)
現地では最初に教育長の歓迎挨拶と、いなべステージのコース紹介のビデオを見てから、いくつかの質疑応答、それから現場のコースへ車に分乗して案内をしていただきました。
コースへ出発前
信州飯田と同様の山へ登って下ってくるという周回コースで、上り坂としては結構な山道で、つづら折れの急坂もありました。全体としては道幅のかなり狭いところ、広くていい道が混在しており、狭いところは下久堅のコースより狭い所もありました
スタートは市役所近くの駅前広場で、そこからパレードを行い、信州飯田ステージと同様に途中からスタートがかかります。
ゴール地点は山の上の梅林公園の広大な駐車場で、ここは周回コースの一部。観戦のスペースもかなりあり、またここの駐車場はコース外側の道路からもアクセスできるので、レース途中での入退場も自由にできるようです。この点は信州飯田より条件が良いです。
ゴール地点の駐車場 前方の土手が(自然の)観客席
駐車場の東方向 右側は梅林公園 広大な駐車場
周回コースの内側は大きなゴルフ場があり、ゴルフ場への協力依頼が欠かせません。また周辺には大きな企業がいくつもあり、企業への協力依頼と、逆に企業からもボランティアなどの協力をいただいているとのこと。ある地区では、人物に近い形のかかしが道路脇にいっぱい立っていました。TOJの前からあったそうですが、年々増やしているとのことで一見すると観客のように見えました
TOJをアピールする看板の設置や、地元地域への理解を深めるためのくふうなど今後の参考になる部分も多々あり、参加者にとって信州飯田ステージへの取り組みのヒントになったと思います
7月16日 プロの弦楽4重奏団「なついろカルテット」をお迎えして、下久堅公民館でふるさとコンサートを開催しました
前段で地元の子供たちもステージに立ちました
保護者も含め、公民館の大ホールに200人程の聴衆に来場いただきました
中学生の合唱発表
保育園児による歌と踊りの披露
小学生は、なついろカルテットの伴奏で校歌を合唱
弦楽四重奏、なついろカルテットの演奏
リクエスト、アンコールを含め1時間の美しい演奏を堪能
JUGEMテーマ:夏だ!
7月16日の日曜日、下久堅公民館とまちづくり委員会で夏祭りを開催しました。
下久堅公民館前の広場を会場に、出し物・飲み物・食べ物・お楽しみコーナーなど、たくさんの皆さんの協力を得て作り上げた夏祭りです。会場を埋めた人々は500人近く来場いただき、これ以上ない盛会でした
昼の最高気温は35℃越えの猛暑日でしたが、皆さんの協力で事故もなく無事終えることが出来ました
出しものの熱演に見入る来場者
バンド演奏に聞き入る聴衆
キッチンカーも行列が途切れる時が無く大盛況
暗くなってから子供たちの手持ち花火。100人近い大人数に、まるでナイヤガラの滝
JUGEMテーマ:伝統文化
7月13日 飯田東中学校の生徒、60名ほどがひさかた和紙の紙すき体験に来られました。大勢なのでいくつかのグループに分かれ、交替で紙すきを体験して頂きました。下久堅の伝統文化に触れて頂き、和紙のことに少しでも興味を持って頂けると幸いです。
5月28日、下久堅公民館主催、春季スポーツ大会を小学校グランドにて開催しました
競技はニュースポーツの「モルック」
子供から大人まで、地区民約150名が43チームに分かれて楽しみました
木のピンをねらって投げる!