まちづくり委員会で、三重県いなべ市へTOJコースを視察に行って来ました
まちづくり委員会関係者で、10月9日三重県方面へ研修視察に行き、TOJ(ツアーオブジャパン)のいなべステージ(信州飯田ステージの2日前の実施)のコースを視察してきました
まちづくり委員会として、今後のTOJとのかかわり方などを考える機会にすることが目的です
三重県いなべ市は平成の大合併の時に周辺の4町が合併して新しく「いなべ市」となりました。当初市役所庁舎はそれぞれの旧町役場を使って分散していましたが、4年前に新庁舎を現在のところに建てここに集約したそうです
いなべ市のTOJは教育委員会が担当しています。三重国体のおりに主導して行ったので、それ以降スポーツ関係イベントを担当しているそうです。
いなべ市新庁舎 (ガラスできれいな外観と緑の植木、玄関先の大屋根)
現地では最初に教育長の歓迎挨拶と、いなべステージのコース紹介のビデオを見てから、いくつかの質疑応答、それから現場のコースへ車に分乗して案内をしていただきました。
コースへ出発前
信州飯田と同様の山へ登って下ってくるという周回コースで、上り坂としては結構な山道で、つづら折れの急坂もありました。全体としては道幅のかなり狭いところ、広くていい道が混在しており、狭いところは下久堅のコースより狭い所もありました
スタートは市役所近くの駅前広場で、そこからパレードを行い、信州飯田ステージと同様に途中からスタートがかかります。
ゴール地点は山の上の梅林公園の広大な駐車場で、ここは周回コースの一部。観戦のスペースもかなりあり、またここの駐車場はコース外側の道路からもアクセスできるので、レース途中での入退場も自由にできるようです。この点は信州飯田より条件が良いです。
ゴール地点の駐車場 前方の土手が(自然の)観客席
駐車場の東方向 右側は梅林公園 広大な駐車場
周回コースの内側は大きなゴルフ場があり、ゴルフ場への協力依頼が欠かせません。また周辺には大きな企業がいくつもあり、企業への協力依頼と、逆に企業からもボランティアなどの協力をいただいているとのこと。ある地区では、人物に近い形のかかしが道路脇にいっぱい立っていました。TOJの前からあったそうですが、年々増やしているとのことで一見すると観客のように見えました
TOJをアピールする看板の設置や、地元地域への理解を深めるためのくふうなど今後の参考になる部分も多々あり、参加者にとって信州飯田ステージへの取り組みのヒントになったと思います