小学校の6年生が卒業証書の紙すきを行いました
毎年6年生は、ひさかた和紙を卒業証書用に作成しますが、これは通常のすき方とは異なる卒業証書専用の厚い紙です。校章も自分で考えた位置にすき込んであり、下久堅小学校の校章が透かしになった世界に一枚の記念に残る自分だけの紙が出来ました
毎年6年生は、ひさかた和紙を卒業証書用に作成しますが、これは通常のすき方とは異なる卒業証書専用の厚い紙です。校章も自分で考えた位置にすき込んであり、下久堅小学校の校章が透かしになった世界に一枚の記念に残る自分だけの紙が出来ました
11月18日 和紙の主原料となる「こうぞ」を今年も収穫しました。ひさかた和紙は「こうぞ」を自分たちの畑で育てており、原料を自給しています。この木の皮の繊維が和紙の原料繊維になります
長く成長した木を切り取り一定の寸法に切断、手頃な量で縛って束にします
こうぞの葉や枝は「めかき」で摘み取ってありますので、収穫時には幹の部分だけになっています
すらっと伸びたきれいなこうぞです
下久堅小学校の児童も収穫作業をしました
こうぞの束を釜に入れて蒸します。鎖で吊り上げて釜に入れる作業をしています。一回に蒸す量はこのくらいの束です
蒸しあがるまでの時間は約2時間、火を焚きながら待ちます。これを2日間で8回ほど繰り返しました
蒸しあがったこうぞの束を引き上げたところ
あつあつの湯気です
みんなでこうぞの皮を剥いています
こうぞが熱く皮が柔らかいうちに剥くと、スルッといけるんです
小学生も大勢参加してこうぞの皮むきをしました
熱いうちに剝かないと固くなってしまうので人数が必要なのです
お手伝いありがとうございました
出来上がったこうぞの皮は乾燥させて次の工程に進みます
小林の小池さん指導のもと、10月29日、ひさかた和紙を使用したランプシェード作りを体験しました。制作手順は小池さん他の指導を頂き、和紙の会から8名参加しました
和紙を小さくちぎり、プラスチックボールの上に隙間なく貼り付けるとこれで球形のランプシェードになります。後はひさかた和紙のロゴや水引、オリジナルの絵柄などをそれぞれの間性で加えます。ここまでおよそ2時間ほどの作業でしたが、(指導が良かったので)参加者全員きれいな球体を作ることが出来ました
乾燥してからボールを抜き取り、中にLEDランプを入れて出来上がりです
和紙のオリジナルランプシェード(当日作品のひとつ)
ん〜 ちょっといい感じですよね
*お問い合わせは下久堅自治振興センターへ
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ひさかた和紙のこうぞを煮る釜場が老朽化しており、その更新が待たれておりましたが、長野県の元気づくり支援金の補助を頂き、この度釜と建屋が完成しました。
この完成祝いと釜の火入れ式を10月27日、建築頂いた宮内住建社長はじめ関係者出席の中、平沢宮司による安全祈願の神事を執り行いました
釜場の全景
平沢神官による神事
ひさかた和紙の会会長による挨拶
釜の火入れ式(初めての点火)
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7月13日 飯田東中学校の生徒、60名ほどがひさかた和紙の紙すき体験に来られました。大勢なのでいくつかのグループに分かれ、交替で紙すきを体験して頂きました。下久堅の伝統文化に触れて頂き、和紙のことに少しでも興味を持って頂けると幸いです。
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「よこね」たんぼを運営している「NPO里山ベース」からの依頼を受けていた酒ラベルが完成しました。4月当初の納期が迫っていました。約800枚を和紙の会のメンバーが約3時間かけて完成しました。よこね田んぼの美味しいお酒に心をのこもった手漉き和紙のラベルがよく似合います。この秋、よこね田んぼで育ったお米が熟成され風味豊かな味になることを期待しています。
切り取った後、並べて乾かすとその量に感動しました。手を付ける前の計画では、もう1日くらいは必要かと思っていましたが、思いのほか捗りこの3時間ほどで完成しました。
直に千代の皆さんに届くと思います。
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日曜日にかわいい応援隊が、コウゾ皮のたくり作業を手伝っていただいています。この日は、バレンタインデー間近ということで手作りチョコレート(左)をいただきました。
3人姉妹で作っていただいたものです。チョコレートの中にもケーキ用のカラフルなトッピングが入っていたり、ハート型に仕上げてあったりと、工夫されていました。
作業後のお茶のみタイムの時間が益々楽しく賑やかになりました。保育園児から小学生の手伝いと贈り物に元気をいただきました。
感謝。
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飯田観光ガイドの会、女性2名男性6名の計8名。飯田下伊那の魅力ある場所などを紹介できるように、様々な歴史に触れたり、伝統工芸の体験をしたりしています。以前に水引体験をしたようで、今回は水引の素になる和紙の紙漉き体験をすることにしたようです。
その一行が、2月9日下久堅ふれあい交流館で「ひさかた和紙」の紙漉きをしました。流石にガイド説明される研修ということで、活発に質問があり大変に充実した体験会になったように感じました。ご一行の皆さんお疲れ様でした。楽しい観光案内を期待しております。
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このごろ嬉しいことがありました。下久堅小学校では、全校で毎年ひさかた和紙の紙漉き体験学習をしていただいています。その子どもさんの一人から、自主的に左図のような、紙漉きを呼びかける自作のポスターを掲示していただきたいと公民館へお持ちいただきました。昨年12月にご家族で数回ものコウゾの皮剥き作業を手伝いきていました。
そして、今年1月には日曜日にそのコウゾの皮の黒皮を剥く「タクり」という作業にも来ていただきました。周りの大人の皆さんがタクりの作業を黙々とする姿に、感じ入っていただいたのでしょうか。全校のみんなや地域の皆さんに是非このコウゾを使っての紙漉きをしていただきたいと云う思いが湧いてきたようです。
そこで、地域や小学校にもこのポスターを掲示して呼びかけたいとのことで、公民館へ持ってきていただきました。まだまだ、多くのポスターを描いているようでした。胸が熱くなる思いです。
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天竜峡ナイトミュージアム最終日前日の昨夜21日は、一番の賑わいでした。そこへ、みらい塾(下久堅を元気にしたい若者グループ)のメンバーが、和紙を使ってミニ行燈を工作するブースを出展しました。子供達に人気で、直ぐに多くの子さんが参加していました。
その隣では、左図のひさかた和紙のロゴデザインを考案したデザイナーによる服の販売も行われました。