お知らせ
6月4日、下久堅小学校1年生26名の児童が、ひさかた和紙保存会の楮畑で、トロロアオイの種まき作業が行われました。
トロロアオイは紙漉きの時に粘着剤となる植物です。久保田副会長さんから、ひさかた和紙が下久堅産の原材料にこだわった紙である事や種のまき方が説明され、種をまいた後には、子ども達からも「芽はいつ頃でるの?」、「いつ、どれぐらいトロロアオイはとれるの?」など質問がしっかりできました。

楮も順調に生長していて、今は、1年生の子達のほうがちょっと大きい様子ですが、これからどんどん伸びて、2m程度まで伸びるそうです。例年、1年生は楮の皮むきや紙漉きの体験を行うため、引き続き一緒に作業をする事になりますが、子ども達の成長も楽しみです。

子ども達が帰った後に、保存会役員の皆さんは楮の芽かき作業も行いました。5月24日には復旧を目指している別の楮畑の草取り作業も行われました。良い和紙を作るために、この時期は楮畑の作業を中心に保存会の皆さんは活動を頑張っています。

最近、やっと雨が降りましたが、この日は楮の葉っぱの上で、カエルも雨待ちをしている様子でした。
 

○○○の花が見頃です!

台風も無事に通り過ぎ、今日の下久堅は気持ちのいいお天気となりました。
いきなりですが、問題です!
今が見頃、写真のふしぎな花は何の花でしょうか?

正解は、ひさかた和紙の原料となる「楮(こうぞ)」の花でした。
下久堅地区内を歩かれる方は、探してみてください。

※ひさかた和紙保存会事務局長さんからの情報提供でした。
 

紙漉き体験講座の準備

明日の「紙漉き体験講座」に備え、和紙保存会役員の方達が準備を行いました。

まずは、紙の繊維をつなぎ合わせる粘着剤となるトロロアオイの根っこを

杵と臼でつぶしてネットに入れて、水に浸けこんでおきます。つぶす事ですごいとろみがでます!

次は、ビーターという装置を使って、原料となる楮の皮を繊維状にします。

この装置がない頃は、手で楮をたたいて繊維状にする作業だったそうですが、それがとても手間のかかる作業だったそうです。
流しそうめんのように流し込んだ楮の皮が15分ほどかけて細かい繊維になります。

↑ビーターのカバーの中はこんな感じです。

繊維状になった楮の水きりをして、この日の準備作業は終了です。

当日に「舟」と呼ばれる桶の中に、仕込んだ楮とトロロアオイを混ぜて紙漉き準備が整うわけですが、その調合具合が重要で、職人さん達の経験で仕込まれます。このような準備があって、初めて紙漉きができるようになります。

 
新公民館の展示用に制作している「ひさかた和紙」オブジェの制作作業が行われました。

木枠に色紙を貼って壁に並べて設置するデザインで、

この日は中山建具店さんの指導を受けながら、公民館文化部員、和紙保存会の有志の方にご協力いただき作業を行いました。

このようなイメージでいろんな色枠を“つなぐ”ようにひさかた和紙の枠が加えられます。
玄関ホールに展示される予定ですので、是非みなさん見に来てください!
ひさかた和紙保存会による「紙漉き体験講座」が開催されます。

卒業証書の紙漉き体験

下久堅小学校では6年生の卒業証書は子ども達が自らの手で漉いた「ひさかた和紙」で贈られる伝統が続いています。この日は6年生22名が和紙保存会の皆さんの指導を受けながら、自分の卒業証書用の紙漉きに取り組みました。

保存会の先生に紙漉きの仕方を教えてもらいます。前日には1、3、5年生も体験に訪れていますが、「さすが、6年生!」という集中力と手際で、一人2回ずつ紙漉きを行いました。

漉いた紙はその場で専用の乾燥機で乾かされます。保存会の先生達にやさしく見守られながら、自分の卒業証書の出来栄えを確認します。


また、この日は、紙すきの順番を待つ間に、原料となる楮のたくり作業にも取り組んでくれました。


紙漉きのための仕込み作業は保存会の皆さんが夜なべ仕事で行っています。この日のために、保存会の皆さんは準備を進めてきましたが、今回たくり作業を子ども達がやってくれたおかげで、「大助かりだ!」と保存会の皆さんが喜ぶのを聞いて、「じゃあ、また、たくり作業のお手伝いに来ます!」という嬉しい話になったひと場面も。
今年も、無事に下久堅小学校の紙漉き体験が行われ、6年生の卒業証書もいいものが出来ました。



 
ひさかた和紙の技術を継承していくためには、技術を受け継ぐ担い手育成だけでなく、紙漉きのための道具の維持、保存も重要です。ひさかた和紙保存会は、この日、全国手漉和紙用具製作技術保存会の講師5名を招いて、道具についての講座を開催しました。

座学では保存会活動や用具の現状のお話の他に、製作者である講師それぞれが制作している道具を見ながら説明を受けました。
その後、道具制作の体験をさせていただきました。以下は簀編み指導の様子

竹ひご作りの指導の様子

今回はひさかた和紙保存会役員の方達がつくったご縁により実現した講座で、講師は愛媛県や高知県から来てくださった方もいました。最近はユネスコの無形文化遺産に「手漉き和紙技術」が登録され話題にはなっていますが、全国的にみても、用具職人さん達の数は少なく、手漉き和紙の技術を継承するための道具の制作技術も重要である事を学べる貴重な機会となりました。

 

楮のたくり作業

この日は、先日剥いた楮を「たくる」作業が行われました。集まった保存会の皆さんは慣れた手つきで、外皮をきれいにたくり、紙にするための白い皮の部分だけにしていきます。全ての楮がたくり終わるまで、数日間この作業は続きます。

合わせて、紙漉き小屋の準備も行われ、役員の方達がトロロアオイの調整や道具の点検をしました。

いよいよ、紙漉きの準備が整いました。お勤めの職人さんもいるため、夜なべ仕事で紙漉きが行われていきます。
寒い中での大変な作業ですが、こうして「ひさかた和紙」は守り続けられています。

楮の皮むき作業

先日収穫した「楮」を釜で煮て、皮をむく作業が行われました。

また、恒例となっていますが、下久堅小学校の1・3・5年生も保存会の皆さんの指導により皮むき作業の体験します。

1年生の子ども達は協力し合いながら、初めての楮むき体験です。

5年生ともなると、作業も手早く、きれいに皮をむく事ができました。
下久堅ならではの、この経験が子ども達の中にずっと息づいていってほしいですね。

楮は公民館の横に干され、今度はたくり作業へと続きます。
 

楮の収穫作業

この日は和紙の原料である「楮」の収穫作業が行われました。ひさかた和紙保存会の会員の他に、OIDE長姫高校生も参加してくれて、皆で27日の下久堅小学校の児童との皮むき作業に向けて準備を行いました。

おかげ様で昨年、改植をした楮畑にはいい楮ができました。

復旧作業中の楮畑で、高校生が収穫体験をしています。

皆で運んで公民館に運んできた楮を釜煮するために束にまとめてこの日の作業は終了です。

27日に小学生と皮むき作業を行い、12月3日からたくり作業、紙すき作業と続いていきます。
作業終了後に、保存会役員の方から、高校生にその作業の説明もされました。

いよいよ紙すきシーズンに突入です。和紙の作業や体験は会員の方以外でも参加できます。地区内にチラシ等も配布されますが、多くの皆さんのご参加をお待ちしています。
 

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